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 季節の薬膳講座・雨水  ~今必要なのは・・? なのはな!~

2021-03-15 09:24:57

<Q.薬膳って? A.実は、身近なものなのです!>

こんにちは。

このコラムでは、薬膳についてお話しいたします。

薬膳というと高い生薬を使った食事と思われがちですが、実はもっと簡単なものです。

皆さんが普段召し上がっている食材それぞれに体を元気にするパワー、役割があり、ご自身に合ったものを選び取ることで日々をより元気に過ごすことができるという考え方です。

例えば、疲れた時にはタウリンが含まれたタコやイカを食べよう!や、精をつけるためにウナギを食べよう!というのも薬膳です。

このコラムを通じて、皆様に薬膳をもっと身近に感じていただければ、とてもうれしいです。

<体は正直!季節が変われば体も変わる!!一年が二十四の季節に分かれている?!>

薬膳を考える際には周りの環境、つまり季節の移り変わりによる気温や湿度の変化がとても重要になります。私たちの身体は、季節の変化にとても影響を受けます。夏は汗をかいて水分が不足しますし、冬は寒さで血行が滞りがちになったりしますね。これが季節の変化による体の反応です。

季節というと春夏秋冬の四季が真っ先に思いつきますが、実はもっと細かく、二十四に分ける考え方があるのです。これを「二十四節気」と言います。「夏至」「冬至」「春分」「秋分」なども二十四節気なのです。

一年を24に分けるので、ちょうど半月、二週間ほどで節気が変わります。

今回は、今が二十四節気でどの季節に当たるのか?ということと、この時期おススメの食材、薬膳の世界で言われている効能をお話します。

<今は雨水。春本番に向けて、おススメの食材とは?!>

「三寒四温」の言葉通り、徐々に暖かい日が増えてきて、春の訪れを実感できるようになってきた今日この頃。2月18日からは、「雨水(うすい)」と呼ばれる節気が始まっています。気温が上がり、雪よりも雨が降ることが多くなることからこの名がついており、雪どけ水が土を潤すことから農作業の準備を始める時期とされています。ひな人形を雨水の時期に飾ると、良縁に恵まれる、とも言われているそうです。

そんな雨水の時期におススメしたい食材は、菜の花です。

桃の節句の蛤のお吸い物に、彩りとして入れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

菜の花は、薬膳の世界では

・血の巡りを良くしてデトックスする

・腫物や炎症を抑える

・便通を良くする

という効果があるとされています。

冬の間は寒さで身が縮こまり血の巡りも滞りがちですので、老廃物が溜まりやすいです。菜の花の苦味は、老廃物を排出してくれるのです。

栄養学的には鉄分や葉酸も含まれているため、貧血対策もできるという嬉しい効果もあります。

なんといってもこれから花開く植物のパワーを丸ごといただけるので、とっても元気になりそうですよね!

召し上がり方の一例としましては、菜の花が血行を良くするので血を作る食材との組み合わせるのがおすすめです。血を作る食材としましては、例えばマグロ、卵などがあります。マグロを漬けにしてさっと湯がいた菜の花と共にホカホカご飯に乗せて漬け丼、卵と菜の花を一緒に炒めて菜の花のような色どり豊かな炒め物にするのも良いです。

ぜひお店で見かけられましたら、試してみてください。

ライター:布美子