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なぜトレンドラインを引くのか?重要なラインを理解すれば損失が最小限に。

2019-11-12 01:28:03

トレードの世界には、様々な手法が存在する。

王道から個人の独創的なものまで、その幅は非常に広い。

彼らは、自分の考え着いた手法を徹底的に検証し、自分のトレードに落とし込むわけである。

淡々とMACDのダイバーを狙ったり、様々なインジケーターの組み合わせを試して、特定の条件になった時にエントリーすると決めていたり…実に様々である。

しかし、そんな多彩な手法が存在し、各トレーダーで好みの手法を使っているにも関わらず、そのほとんどのトレーダーはチャートにラインを引いているのだ。

“ラインをメインの手法としているわけではないのに”

この記事を読んでいる読者の方もテクニカル分析を試みたことがあるなら、一度はチャートにラインを引いたことがあるのではないであろうか。

今回の記事では、どうして優秀なトレーダーはラインを引くのか、そしてどのように引いたラインを活用しているのかについて紹介していく。

そもそもなぜチャートにラインを引く?

この疑問は意外にも持つ人は少ないように思える。

人それぞれ様々なラインを引くのだけれど、それをどのような意図で引いているか考えようとしないのである。

これはラインに限った話ではないが、どの指標、あるいはインジケーターにも根拠というものが存在している。

計算式すら知らないのに、そのインジケーターを使っていたり、なぜそう考えるのかも調べようとせずに指標を利用しようとしたりしたら、モノにできないあろう。

以前にも紹介した通り、ラインは非常に恣意的な指標である。

それぞれラインを引く定義というものは違うと思うし、根拠もそれぞれあっていいと考えている。

ここでは一つの例としてラインを引く根拠、目的について紹介しようと思う。

ラインごとに根拠は異なる

ある程度の想像はつくと思うが、ラインの種類によって当然、根拠あるいは目的というものは異なる。

筆者が特に重要視している3つのライン。

  1. トレンドライン
  2. 平行チャネルライン
  3. 水平ライン

単純にラインと言っても、その考えは深い。

だからこそ、ライン毎に記事で説明するので、それぞれ見て欲しい。

まず今回はトレンドラインだ。

トレンドライン

紹介編でも、その概要について軽く触れたと思うが、このラインを引く主な目的というの、は

「今の相場のトレンドを大きく把握しておくため」

である。

相場というのは、

上昇トレンド→レンジ→下降トレンド

の繰り返しで成り立っている。

通常、レンジ相場では小さい値動きの中で上がったり、下がったりしているだけなので投資家はポジションを持っても、その値動きに翻弄され、大きな利益も望めず、ただ消耗して終わるというのが基本となっている。

だからこそ、歴の浅いトレーダーほどトレンド発生を待ち、そのトレンドに逆らわないエントリーを心がけるべきなのである。

しかし、このトレンドをつかむのが意外と難しい。

トレンド発生タイミングをつかむどころか今どっちのトレンドか判断することでさえ、掴みにくいのである。

そんな時にトレンド方向を確認しやすくしてくれるものがトレンドラインとなるのである。

具体的にチャートを見てみよう。

これはBTCの1時間足チャートである。

2本トレンドラインを引いてある。

まずは、上下2本あるうち、下の1本を見てほしいのだが、これを見て、トレンドラインに慣れていない人は1回ブレイクしているのにその後も長い期間そのラインが機能していることに驚いたのではないか。

これがトレンドラインの大きな特徴である。 

トレンドラインというのは、一度ブレイク(そのラインを抜けること)したからと言って、今後一切不要なラインになるかというと、全くそのようなことはなく、そのトレンドラインに乗り、それに支えられる形で相場が進んでいく、もしくはそのトレンドライン下に帰ってきたらまたそのラインが効き始めるのである。

実際に、このラインを引き始めた青い部分では何度か跳ね返される形で効いているのだが、青いゾーン終わりの部分でブレイクしている。

しかしその後、緑の部分でまだ機能しているのが明確にわかるのではないであろうか。

では、もう一つ上のラインも見てほしい。

ここでも上のラインと同じ起点からピンクのポイントを結び、トレンドラインを引いているのだが、今度は角度が違う。

これがトレンドラインの2つ目のポイント。

同じ起点から、複数の角度のトレンドラインが引けるのである。

相場には、縦の価格軸と横の時間軸が存在する。

これら2つはどちらも大事で、片方だけ重要視して片方だけ無視することはできない。

時間軸的に考えた時に比較的短いトレンド、そして長いトレンドの両者を考えねばならない。

その時、このような複数のトレンドラインが必要になるのである。

この縦軸、横軸的な考え方はラインに限らず、どの手法にとってもベースとなるような基本的、かつ重要な要素となるので覚えておいてほしい。

それでは、ここまで主に2つの大きな特徴を示したわけだが、特徴があるからには、その特徴を活かすような目的が存在することになる。

それはなんだろうか。

トレンドラインの機能の仕方

まず1つ目の「トレンドラインの機能の仕方」について。

トレンドラインは、反発するだけでなく、一度ブレイクしても今度はそのラインでローソク足を支えるような機能を見せるのであるという説明をした。

この機能は、リスクを抑えた、そしてリターンを大きく期待できるエントリーをすることに活かせるのである。

下の画像を見てほしい。

緑の部分。

トレンドラインの機能を考えると、ブレイク後の支持線として考えられるポイントである。

この場合、そこでエントリーした時の損切はそのラインを再び割ってしまったとき、つまりトレンドライン下に返ってきたときである。

ここではエントリーポイントすぐ下のため、非常に損切幅を狭く立ち回ることができるであろう。

逆にそのまま支持線として上手く機能した時の利益の伸びは、そのリスクに対して非常に大きく期待できるのである。

リスクリワードといったものを最初は考えられないといった初心者の人でも、単純にエントリーポイントとして利用できる。

トレンドに逆らわない順張り手法として、トレンドラインが向いている方向に沿って、ラインにタッチしたらエントリー、割ったら損切。

これを繰り返していくだけでも十分感覚がついてくるだろう。

そのうち、一度ラインにタッチしてからの間隔(横軸的考え方)などを意識するようになり、ここではエントリーするのは危険だというような察知もできるようになる。

ラインの角度

そして、もう一つの「ラインの角度」について。

上で、同じ起点から複数のトレンドラインが引けるということを示した。

これは、そのトレンドラインを抜けた時の加速が、どれくらいなのかをある程度把握できるということに繋げることができるのである。

トレンドラインの角度が急ということは、それだけ相場の変化率が大きいということである。

相場が動く理由としては、市場参加者のポジション整理によるものも要因として大きい。

ということは、それだけ市場参加者の動きも早くなる。

それが値動きに現れるのだ。

逆に緩やかなトレンドラインを抜ければ、その後転換したトレンドも緩やかに始まることが予想される。

これも下のチャートを見てほしい。

下の比較的急なトレンドラインを受けた緑のポイントでは、抜けた後のトレンド転換はそのまま時間を要することなく、移行している。

しかし、上の緩やかなトレンドラインを上抜けした赤いポイント以降では、トレンドが変わるまでに少し長めの時間を要していることが見てとれる。

このようなケースは、非常に多く見られるのだが、これは自分の立ち回りに関して非常に重要なことになってくる。

例えば、比較的急なトレンドラインを進んでいるときは、自分のポジションに対して少し敏感にいる必要がある。

これは、そのトレンドラインを割るときのスピードが早いことが予想されるからである。

それだけ、自分のポジションの逆方向に相場が進んでいくスピードが早くなる。

逆に緩やかに進んでいるトレンドでは、もしそのラインを割ってしまっても焦らず冷静に対処すれば、大きな問題にはなりにくいであろう。

トレンドの加速力を予想できることは、その後の対応にも活かすことができるため大事なスキルである。

この加速力というのは、なにもラインだけでしか感じることができないわけではないが、せっかくラインで感じることができるのであればモノにしておきたい。

リターンムーブ

さて、ここまでトレンドラインについて少し詳しく書いてきたが、最後に、

「これを知っておくと損切回数を各段に減らすことができる値動きパターン」

を紹介しておこうと思う。

上に簡単な解説用画像を作成した。

上昇トレンドライン上を推移している相場をイメージしてほしい。

注目してほしいのは、グレーボックスの部分「ABC」の値動きである。

ここで一旦、トレンドラインを割るものの、返ってきているように見えると思う。

このような値動きを、この動きそのまま「リターンムーブ」と呼び、ライントレーダーは非常に重要視している動きなのである。

例えば、上昇トレンドが続いているが、このトレンドラインを割ったら逆張りでショートポジション(売り)を持とうと考えているとする。

その場合、トレンドラインを明確に割ったのかどうか判断しにくい場合があり、下手をすればそのまま髭でトレンドラインに戻っていくケースがあるのだ。

そんな時に見ておきたいのがこのリターンムーブで、トレンドラインを大きく割ってもそこ

では一旦ポジションを持つのを止め、その後返ってきたタイミング(上の画像ではB)で思いっきり叩くことを意識してみると非常に損切幅を狭く抑えられるのである。

この値動きが頭に入っていると急な相場変動時にも焦ることなく、

「ライン割った!ポジションエントリーしないと!!」

というトレーダーとしては、一番やってはいけない狼狽行為を避けることができ、

「まぁ、その後リターンムーブ狙えばいっか。」

というような心の余裕を持つことができる。

ラインを学ぶ際は、非常に大事な動きなので覚えておいてほしい。

(ちなみに今回の記事で解説画像として載せた1枚目の画像内でもこの値動きを見せているので、探して確認して欲しいと思っている。)

BTC市況

今回も簡単にBTCの市況を…。

と言っても、前回同様かなり方向感を感じにくい相場である。

前回も書いたのだが、形的には売られる形をしている。(もう軽く落ちている)

しかし、チャネルセンターライン上で推移しており、後述する60分足で見てもらうと分かるのだが、センターラインでぴったり髭先反発している。

これだけ意識されているのを見ると積極的に売れるポイントではないし、むしろこの髭先で拾ってもいいくらいである。

(実際に軽く拾ったが、想像以上に弱いようであれば迷いなく捨てる)

このセンターラインを実体で割った時が怖い。

上記の画像は60分足。

拾うなら、このセンターライン。

しかし、長い時間足での勝負は非常に怖い局面であるため、スキャルピングに近いスタイルで値幅を狙っていく構えがベストだと考える。

周りのトレーダーも方向感を捉えあぐねている。

このような相場では、長期ポジションを持つことはおすすめしない。

もし、エントリーするならこの短い時間足でのチャネル下限ロング、もしくはチャネル上限ショートではないであろうか。

MEXの挙動と共に観察し、また、ロングショートの全体ポジションの比率からどちらの期待値が大きいか考察していきたい。

特にショートカバーが起きる可能性がある為、要注意だ。