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既発債とは何か?メリットや特徴は?新初債との違いについて知ろう!

2019-11-29 04:22:43

投資家なら既発債という言葉を聞いたことがあるだろう。

既発債のことを簡単に言えば、既発債はすでに発行され、市場で取引されている債権のことを言う。

種類も多く自身の価値観に合ったものを選ぶことができるのが特徴だ。

だが、既発債にもデメリットは存在する。投資商品である以上、デメリットを理解していなければ忽ち損失を被ってしまう。

そこでこの記事では、既発債とはそもそも何か?メリットやデメリットについて、既発債と似ている投資商品である新初債と合わせて解説していくので、今後の投資にぜひ参考にしてほしい。

既発債とは何か

既発債は字の如く、既に発行された債券のことで、流通市場で取引されている債券のことだ。

既発債は新発債と比較すると種類が様々あり、流通市場で既発債を購入する時にはその時の債券の時価である債券価格に基づいて購入価格が決まる。

購入するときには、利回りや残存期間などの点から様々な選択肢があり、投資したい債券を自由に選ぶことができる。

既発債は新発債とどのような点が違うのかを比較してみると特徴がわかりやすい。

既発債に対して、新規発行された債券を新発債と言う。

新発債は、額面金額によって募集がかけられ、購入したい人が購入するが、既発債は流通市場のバランスによって価格が決められるという点が大きく違っているのだ。

つまり、既発債の利回りは常に変動するのである。 

既発債のメリット

では、既発債にはどのようなメリットがあるのだろうか?

この点について、いくつがあるがその中でも大きなメリットとして挙げられるのが、様々な種類の債券が購入できるという点である。

様々な種類の債券が購入できる

既発債は市場でマーケットに流通している債券を自身で自由に選んで購入することができ、利回りを期待して投資することが可能だ。

そのため、利回りもそうだが、残存期間などにおいても様々なチョイスがある。

つまり、その中からニーズに合うものを選んで購入することができるのだ。

逆に新発債なら、そのようなバラエティに富むチョイスの中から選ぶということは難しく、基本的にその時発行される債券しか購入することができないからだ。

希望するタイミングで購入可

また、既発債のメリットとして次に挙げられるのが、希望するタイミングで購入可能なことである。

既発債は債券の取引が行われているなら、債券に投資したいというタイミングで債券購入が可能だ。

それに対して新発債は発行日等が決められているため、自身がその日に合わせるという形で資金を用意することが必要とされている。

したがって、購入のタイミングが選べるという点はメリットである。

既発債のデメリット

既発債にはメリットもあるが、デメリットもある。

既発債のデメリットとして挙げられているのが、購入価格については変動するという点である。

価格が変動する

既発債の価格は、市場での金利動向の影響を受けやすい。

そのため、投資をして利益が出る場合と、逆に損してしまうということがあるのだ。

金利の動向を受けて価格や利回りが変わるため、割高になるときと割安になるときがある。

それに対して新発債は満期まで保有した時の利回りはすでに決定されており、こうした発行条件によって投資計画は立てやすいといえる。

損することがわかっているなら、わざわざ投資を行う意味はない。

逆に得をする投資を行いたい場合には、最初から満期保有時の利回りが決まっている新発債に投資をするのがおすすめである。

しかし、利回りが決められているということは、それ以上の利益を期待する場合には向かないといえよう。

市場のバランスによって、「高い利益を得ることに期待する」という場合なら既発債のほうが向いている。

損失が発生するリスク

また、逆に思わぬ不利益を被ることもあるのが、既発債のデメリットである。

意図せぬ金利の動向などで、損失が発生するリスクもある。

しかし、新発債はすでに満期利回りが確定した上で販売されているためこのような心配はない。

この点が既発債のデメリットである。

不利な取引になる場合がある

さらに、相対取引となり不利な取引を行ってしまうことがあるのだ。

既発債の取引については、投資家と証券会社等の相対取引によって購入する場合がほとんどで、取引所での取引ではない。

そうなると、情報格差なども懸念点といえる。

例えば、証券会社は債券マーケットに関する情報を手に入れる機会は投資家より多いといえよう。

この点で情報格差が生じてしまい、適正な価格での取引であるのかどうかといった判断が難しい場合もあり、投資家は不利な条件で購入してしまう場合もあるのだ。

このことは購入時だけでなく売却する場合も相対取引が一般的であり、不利な条件で売却してしまうこともあるといえる。

このような点も既発債のデメリットである。

流動性が低い時もある

さらに、既発債は購入を希望しても流動性が低いと購入し難いといったデメリットもある。

誰かが売却しなければ取引市場には出回らない。

そうなるとどれだけ購入を希望しても良いタイミングに希望する価格で購入できないことがある。

つまり、流動性が低いと買いにくい。

適正な価格での売り出しが行われず、価格が希望している価格よりもずっと割高になってしまうことがあるからだ。

こうした点が既発債のデメリットとして挙げられる。

金利の動向は債券価格に影響を与える

既発債の価格は金利動向と関係性が大きく、様々な金利と一定バランスを保って動くという特徴がある。

金利が上昇すれば債券の利回りは上昇するが、債券価格は下落傾向に動く可能性がある。

それに対して、金利が低ければ債券の利回りも低下するが、債券価格は上昇トレンドとなる場合が多々ある。

したがって、債権を購入する場合には、こうした金利のトレンドを押さえておくことがより希望に近い価格で取引を行うことにつながるのだ。 

既発債の投資のポイントとは

既発債に投資する場合には、投資のポイントを押さえて投資を行うことをおすすめする。

そこで、既発債の投資のポイントを何点か紹介しよう。

外貨建の既発債に投資する際は内外金利差を得よう

まず、外貨建ての既発債に投資するという場合、投資のポイントとして内外金利差を享受するということが挙げられる。

現在、日本円は歴史的ともいえる低金利状態が続いている。

そうした中では外貨建債券に投資することで内外金利差を享受することが可能だ。

しかし、投資する債券の通貨に対して円高になってしまった場合、円を軸として考えた場合の利回りが目減りしてしまうリスクがある。

その結果、円の利回りを下回ってしまったり、マイナスの利回りとなってしまうこともあるだろう。

また、円安となった時は投資債券の外貨利回りと円に換算した際の利回りの両方を得ることができ、投資は順調に運ぶだろう。

こうしたスタイルは外貨建ての既発債への投資において大変理想的である。

例えば、新興国通貨は先進国通貨より高い利回りを期待することが可能である。

それ自体はとても歓迎することであるが、こうした取引では常に為替変動リスクも考慮して投資を行うことが必要である。

為替変動リスクは先進国通貨と比較すると新興国通貨は高くなりやすいのである。

こうした点に注意して円滑な取引を行おう。

長短金利差を得るのもポイント

同じ通貨で発行体が同じなら、中長期の債券の方が満期保有した際の利回りは高くなる。

そのため、長短金利差を得るのもポイントだ。

一般的に債券の満期が長いほど通常利回りは高くなる。

同じ外貨投資商品であっても、短期金融市場に連動して外貨預金の利子やFX証拠金取引のスワップポイントなどが決まってくるため、同じ通貨ならば中長期債券を満期保有した場合の利回りが高くなるのだ。

そのため、既発債の投資ではこの点がポイントになる。

格付けによる信用利回り格差から利益を得る

債券利回りは発行体の格付けによっても変わるのだ。

格付けは信用リスクの程度を表すランクだが、同じ通貨建て債券であれば、信用力が高い、

つまり格付が高い発行体が発行した債券の利回りのほうが、格付が低いものよりも利回りは低い。

ではこうした信用度を示す格付とは何であろうか?

格付けは債券を購入する際の判断において不可欠な情報の一つで、民間の格付機関によって発行体がランク付けされたものである。

そのランク付けは、発行体の財務内容等を元にして決まっている。

一般に格付が高くなるほど、発行体の信用力が高いということになる。

償還期間が短く返済能力が維持される可能性が高いほど、その発行体は低金利での資金調達が可能となるのだ。

したがって。従って債券の利子は低めになる。

相対的に利回りの高いのは低格付の債券であるが、同時に元利金の支払が遅れたり、減ってしまうといったデフォルトリスクも高くなりやすい。

こうした格付けによる信用利回り格差から利益を得るということが投資のポイントだ。

既発債に投資を行うという場合、こうした点も考慮して投資を行うことがおすすめである。

まとめ

改めて言うが、既発債は既に発行された債券のことをいい、流通市場で取引されている債券のことを表す。

既発債は新発債と比べるとメリットがあり、種類が様々で、流通市場で既発債を購入する場合は、その時の債券の時価である債券価格をベースとして購入価格が決定される。

最初から決められている新初サイトはこの点が異なる。

また、利回りや残存期間などにおいて様々なチョイスがあり、その中からニーズに合うものを選べる。

しかし、既発債には価格変動があり、最悪の場合は投資を行って損をするという結果になることともある。

そうしたリスクなどが不安な場合は、初めから満期時の利回りが確定している新初債に投資をした方がこうした心配はないが、それ以上の利益を期待することもできない。

このように、既発債には様々な特徴やメリット、デメリットがあるため、購入する際には情報を集めてから投資を行うことをおすすめする。