ワクワクできるポータルポイントサイト!!

logo

地動説の貨幣理論「MMT」

2020-01-17 02:28:59

皆さんは「MMT」という言葉を聞いたことがありますか?

これはModern Monetary Theoryというもので日本語では現代貨幣理論と訳される経済に関する理論のひとつです。

このMMTは、アメリカから海を越えてやってきた理論なのですが、これまでの経済の常識を覆すかもしれないとんでもない理論と言われているものなのです。

突然ですが、銀行が誰かにお金を貸す時にそのお金は、どこから用意されると思いますか?

答えはこのお金はどこからも準備する訳ではないということになります。どこからかお金を持ってきて準備するのではなく、通帳に数字を書き込むだけなのです。実はこの時、国内のお金の総量は増加することになります。

ここから言えることは、誰かが銀行からお金を借りる時に、新しいお金が生み出されるということです。

では逆に借金を返済した時にお金はどうなるかというと?

返済されたお金は消えることになり、国内のお金の総量は減少することになるのです。

この借金することでお金が生み出され、借金が返済されることでお金が消えるという現代の貨幣の仕組みがMMTの理論にとって重要な一つの要素になります。

0591fd1d732b0fa35ca064c38561c30e

「日本の未来を考える勉強会」ーMMTポリティクス〜現代貨幣理論と日本経済〜ー令和元年5月17日 講師:経世論研究所 所長 三橋 貴明氏より

日本の国債発行による借金は1100兆円に達すると言われています。その為、国民一人当たりが抱える借金額は900万円にも及びます。

でもちょっと待ってください。国の借金は本当に私達の借金なのでしょうか?

例えば、あなたが住宅ローンを組んで住宅を購入したとします。この時あなたは借金を背負うことになりますが、住宅販売会社は利益を得ることになります。

そうです。誰かの借金は誰かの利益になるということです。それでは、国の借金はどうなるのでしょうか?

勘違いをしている人が多いのですが、実は国が国債を発行し、借金を背負うことは、民間や家庭にまわるお金が生まれ増えることを意味しているのです。

12be14cff3895daacbfdde3881de990d

「日本の未来を考える勉強会」ーMMTポリティクス〜現代貨幣理論と日本経済〜ー令和元年5月17日 講師:経世論研究所 所長 三橋 貴明氏より

しかも、日本は、円と言う自国の通貨を発行できる通貨発行権を持っています。国債を発行しすぎてギリシャのように経済破綻をしてしまうという話を聞いた方も多いかもしれませんがことが、自国の通貨で借金を背負う限りにおいて、経済破綻することなどあり得るでしょうか?

ギリシャとは根本的に状況が違うわけです。この通貨発行権を持つ先進国が自国通貨建てで借金をする限り経済破綻することはあり得ないという考えがMMTの本丸ともいえる理論の1つです。

何だか信じられないような話ですが、この事実、財務省自身も認めていて、現在もホームページに掲載されています。また、英国イングランド銀行も同様にこの事実を認めています。

21370cf61bb1cf2b9c28758a71dce27a

https://www.mof.go.jp/about_mof/other/other/rating/p140430.htm

財務省ホームページより

それではこれまで述べてきたことを一度まとめてみようと思います。

①借金によりお金が生まれ、返済によりお金が消える。

②国の借金は民間、一般家庭の利益になる。

③通貨発行権を持つ先進国が自国通貨建ての借金をする限り経済破綻することはあり得ない。

こちらのMMTを推奨する経済学者たちは、これまでの経済学が天動説であり、MMTこそ地動説であると訴えています。

賛否両論あるMMTですが、20年以上デフレの続く日本経済の救世主となるのでしょうか?あなたはどう考えますか?

ライター: kenjiman