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国債とは国が投資家から借り入れする投資商品?国債に投資するメリットやデメリットは?

2019-12-04 01:42:02

国債という言葉を聞いたことがある人は多いのではないだろうか。

国債は債券の1つで、国が発行する借用書だ。

借用書とはお金を借り入れるときに作成する書類のことになるため、国債は国が行う借金になる。

しかし、国はどこから借金をするのかと思う人も多いだろう。

結論から言えば、国は私たちから借金をしている。

そんな国債について、国債とは何か?仕組みやメリット、デメリット、国債の種類などについて紹介しよう。

国債とは何か?

国債とは、国が発行する債券である。

先述した様に、債券はお金を借りるときに作成する借用書のことだ。

そして、国債を買うことは、私たちのお金を国に貸し、その代わりに利子を受け取ることになる。

その証拠が借用書というわけだ。

国を維持するにはなにかとお金がかかる。

国民が災害に遭った場合には支援が必要であるし、高速道路などの交通網も整備する必要がある。

そのため、国は人々からお金を借り入れ、そのお金で国の事業などを行っている。

つまり、国債は国の債務ということになる。

国債の仕組み

国債は私たちからお金を借り入れている国の借金ということは分かったが、では一体どのような仕組みで国債という制度が機能しているのだろうか?

この点について、そもそも国債は返済期限が設けられている。

また、国債の種類によって国債が満期を迎えるまでの間、半年ごとに利息が支払われるようになっているものもある。

そして、期限が到来したら、国が借りたお金、つまり私たちにとっては国債の購入代金がまとめて返されるという仕組みだ。

つまり、国債を購入すると利息をもらえるので得になるのだ。

ではこの国債はどうやって購入できるだろうか?

国債を個人が購入する場合、基本的に国から直接買うことはできない。

買う時には証券会社や銀行から購入するようになっている。

そして、国債を取り扱う証券会社や銀行などの金融機関は、日本銀行から入札という方法で国債を購入し、投資家たちに販売するのである。

国は国債を発行した時には、こうした金融機関に国債を渡し、それを金融機関が機関投資家や個人投資家たちに販売するという仕組みになっている。

国債には満期が設定されており、満期になると元本が戻ってくる。

これを元本償還という。

元本償還がなされるまで、国債によっては定期的な利息が得られるのでお得である。

国債のメリット

国債は国にお金を貸すことになるので、貸した後は国から利息が支払われるようになっている。

そこで、これから国債のメリットについて紹介しよう。

元本割れの心配が基本的にない

まず、国債のメリットとして挙げられるのが、国が破綻したり、途中で売ったりしない限りは元本割れとなることがないという点である。

つまり、国債は元本割れリスクが少ないのである。

国債は発行された時に利息と満期が設定される。

そして、国債の満期を迎えるまで持っておくと、満期時には額面価格分の償還金を得られるのである。

預金よりも安全に運用できる

元本保証がされている銀行預金があるが、国債は預金よりも安全に運用することができるという点もメリットになる。

例えば、銀行預金であれば1口座1,000万円まで預金は補償される。

これはペイオフというもので、自身が預金している金融機関が破綻してしまった際に、その金融機関が預金保険機構の預金保険制度に加盟している金融機関であれば、金融機関に預金していた金額のうち、1,000万円とその利息等については保証される制度だ。

ペイオフは払戻し・清算という意味の英語の言葉からきている。

ペイオフの対象となるのは、日本国内に本店をもつ銀行や信用金庫、信用組合や労働金庫等があるが、証券口座に預けている資産についてはペイオフの対象外とされている。

しかし、こうした場合でも預金保険とは別の「投資家保護基金制度」という制度によって資産が保護されるようになっている。

国債についてはこうしたペイオフのような1,000万円などの上限金がない。

したがって、1,000万円を超える金額も預金より安全に運用可能というメリットがあり、より安全性の高い金融商品といえるであろう。

国債のメリットはこれだけではない。

預金よりも金利が高い

国債のメリットとして次にあげられる点が預金よりも金利が高いという点である。

例えば2019年3月発行の変動10年型の個人向け国債は利息が0.05%となっており、これは銀行定期預金と比較すると金利が高い。

銀行定期預金が大体0.01%くらいの金利なので、5倍くらいである。

したがって、国債の金利は銀行定期預金より高いと言える。

国債のデメリット

国が破綻しない限り元本割れになることもなく、満期を迎えるまで待っておくと額面価格分の償還金が得られるといったメリットなどがある国債だが、同時にデメリットもあるので紹介しよう。

他の金融商品と比較すると金利はまだまだ低い

まず国債のデメリットとして挙げられる点が、預金よりは金利が高いけれども他の金融商品と比較すると金利がまだまだ低いといわざるを得ない点だ。

というのは、変動10年型の個人向けの国債の利息は0.05%であったが、これは100万円預けて500円くらいの利息である。

つまり、株に投資したり、投資信託、不動産投資などに投資するのと比較すると低いと言える。

そのため、金利が低いという点はデメリットである。

購入期間が決められている

また、購入希望があったとしてもいつでも買えるわけではないという点もデメリットである。

国債は購入期間があらかじめ決められており、それ以外の期間は購入することができない。

これは募集期間ともいわれ、3週間くらいの購入期間のうちに購入しなければ買うことができないのだ。

購入のタイミングを逃してしまうと買えないのもデメリットである。

中途解約しにくい

さらに、中途解約がしにくいという点もある。

というのは、個人向け国債は発行されてから1年以内は中途解約できないようになっている。

購入したもののすぐにお金が必要になって解約したいという場合、1年待たないとできない。

そして、1年経って中途解約できるようになっても、解約する際には利子に当たる金額の一定割合が差し引かれてしまうので、満期利子がそのまま受け取れるわけではない。

満期まで待てないならメリットがかなり少なくなってしまい、人によってはむしろ国債を買わなかったほうがよかったという感想に至ることもあるくらいである。

そうした点が国債のデメリットである。

国債の種類

国債と一口に言っても様々な国債がある。

そこで、個人向け国債の種類について紹介していこう。

ちなみに個人向け国債は個人の投資家だけが購入できる国債で、機関投資家などは購入することができないものである。

また、

  • 固定3年
  • 固定5年
  • 変動10年

という、3種類の国債のタイプから選べるようになっており、保有している途中でも解約ができるという特徴がある。

そこで、個人向け国債の利付国債と割引国債についてまず説明しよう。

利付国債とは

個人向け国債には利付国債といわれる国債がある。

この国債は半年に1度利息が支払われる。

そして、固定利付型というあらかじめ決められた額の利子が得られるタイプのものと、利子の金額によって変動するタイプの変動利付型がある。

固定利付型はいつでも中途換金が可能な、

  • 固定利付国債
  • 固定型個人向け国債

があり、固定利付国債は2年・5年・10年・20年・30年・40年満期がある。

また、固定型個人向け国債は発行後1年間は中途換金できないという特徴があり、満期は3年・5年である。

それに対して、変動利付型は、

  • 変動利付国債
  • 変動型個人向け国債
  • 物価連動国債

があり、変動利付国債はいつでも中途換金でき、満期は15年である。

変動型個人向け国債は、発行後の1年間は中途換金はできないというルールになっており、満期が10年。

そして、物価によって元本変動がある物価連動国債も満期が10年で発効後1年間は途中で換金できない。

割引国債とは

割引国債とは、額面の金額から利息相当分が差し引かれた金額で発行されている国債のことを言う。

この種類の国債は、先ほどの利付国債のように半年に1回利息が支払われるということはないので注意が必要だ。

しかし、このタイプの国債で3年と5年満期のものは現在発行されていない。

逆に満期が1年以内となっている国庫短期証券が発行されている。

国債を購入方法

国債は取り扱いのある金融機関などで購入することができるようになっているが、では具体的に国債購入を行う場合どのように手続きするのか?

そこで、国債の購入方法について解説しよう。

国債を購入する際には、まずは取り扱いのある金融機関などで口座開設を行うことになる。

店舗に出向いて行う場合、近所の国債の取り扱いがある金融機関に出向いて口座を作ろう。

しかし昨今はネット証券なども国債の取り扱いがある為、ネットからその金融機関の口座開設を行うこともできる。

ネット証券なら自宅にいながら外出せずに口座開設も可能なのでとても便利である。

口座開設を行う際には必要書類を用意しておく。

口座開設したらその口座に次に入金を行う。

口座開設を申請した後はその口座に国債購入に必要なお金を入金する。

入金後、金融機関窓口かネット経由で国債購入申込みを行う。

国債は募集時期が定められているので、その期間内に購入をすることが注意点である。

まとめ

国債は国の借り入れで、国債が満期を迎えると償還金を受け取ることができるようになっている。

国債には利付タイプと割引タイプがあり、いずれもそれぞれ特徴がある。

国債は国が破綻しない限りは元本割れになることがないためこの点などがメリットだ。

しかし、デメリットもあるため、購入する場合にはこうした点をよく比較し、ニーズに合うものを無理なく選んで購入することがポイントだ。

国債は募集期間を過ぎると購入できなくなってしまうため、購入を検討する人はよく覚えておこう。