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株式投資利回りを徹底解説~他の資産運用との比較も~

2019-12-06 02:58:14

最近は投資を目的とした商品やサービスが活況を呈しているが、その中に株式投資がある。

この株式投資が儲かるか、あるいは儲からないのかと言う目安となる数字に、株式投資利回りというものが存在していると言われている。

この株式投資の儲けの率である株式投資利回りも、そもそもどんな意味なのかよくわからないという方も少なくはない。

そこで最初に株式利回りの概要について、まず利回りと言う言葉の意味を説明したうえで、株式利回りについて解説を行う。

そして実際の計算方法や概念などを紹介し、世界的な投資家はどうであるのかと言ったことも話題にしながら、他の資産運用の利回りとも比較していく。

本記事を読めばきっと株式投資利回りについて知ることができるのではないだろうか。

そもそも株式投資利回りとは

まず利回りとはどういった言葉なのだろうか。

このことについて、利回りの意味と、その似た意味の言葉である利率との意味の違いを知ることで理解できる。

利回りとは投資した金額の収益の割合のことである。

この利回りは通常1年間の率を示すことが多い。

この利率は複数年も利益を出して、1年当たりの平均に直した数字を表すこともある。

計算方法は後述するが、儲けの率を出すのに有効な数字と言われている。

利率との意味の違いであるが、利息を含めたものを利回り、利息を含めないものを利率と言う。

利率は1年内の元金に対する利息の割合を指す。

利回りと利率の違いから分かるように利回りの方が利息や配当などを考慮した数値になるので、現実的に分かりやすいということを理解いただけるのではないだろうか。

これらのことを踏まえて株式投資利回りとは、株式における投資した金額の収益の割合のうち、1年分の率のことを言う。

ちなみにこの株式投資利回りは、個々の株式銘柄と並んで何種類かの株式の平均利回りも算出される場合がある。

この株式投資利回りを見ながら、自分の資産の増加をどの程度期待することができるのか、また1年間の実績からどの程度の利回りであったかを知ることができる重要な指標と言える。

これは純粋な株の価格上昇以外にも配当金を加えた数値でもあるから、そういった点を加味して調べていくと良いのではないだろうか。

株式投資利回り~その基礎知識の紹介~

株式投資利回りの意味が少しずつ分かってきたところで、基礎知識についても話していく。

内容としては、

  1. 利益の種類(キャピタルゲイン、インカムゲイン)
  2. 計算方法
  3. 利回りの種類(表面利回りと実質利回り)

と言ったものを解説していくと言う流れで進めていこう。

利益の種類(キャピタルゲイン、インカムゲイン)

最初に株式における利益の種類について解説する。

大まかに分けると株価の値上がりによる利益であるキャピタルゲイン、配当などの利益であるインカムゲインがある。

キャピタルゲインは株価の値上がりによって得られる利益のことで、1万円の株を10株購入(10万円相当)し、1.5万円で売却した場合(15万円相当)の差額分である5万円がキャピタルゲインとなる。

キャピタルとは元手と言う意味があり、元手(株本体)のゲイン(利益)と言う和訳である。

インカムゲインは配当と株主優待のことだ。

株主優待は基本的に価値が不明瞭なので、インカムゲインの利回りを出す場合は、株主優待などを抜いた純粋な配当の利回りを指すことが多くある。

ちなみに配当利回りとは、配当金額と株価を割ることで求めることが可能である。

インカムゲインのインカムは収入や売り上げのことで、株自身の価値ではなく、株自身が稼ぎ出すお金を意味する。

計算方法

次に計算方法を触れていく。

この株式投資利回りは簡単な公式によって求められる。

計算式は、以下の通りである。

「(値上がり益 + 配当金) ÷ 投資元本 × 100」

となる。

ちなみに値上がり益はキャピタルゲインの金額、配当金はインカムゲインの金額、そして投資元本は投資した金額を指す。

やや分かりにくいかもしれないが、儲けを全て足して投資した金額で割ると言ったイメージで覚えておくと良いだろう。

補足として複数年の平均的な利回りを出す場合は、

「(トータルの値上がり益 +トータルの配当金) ÷ 投資元本÷運用年数× 100」

となり、運用年数で割ることによって平均的な株式投資利回りを出すことが可能である。

利回りについては先ほどの話をさらに詳しく見ていく。

利回りには大きく分けると2つある。

「表面利回り」と「実質利回り」だ。

端的に言うと、表面利回りは投資から得られる収益から単純に利回り計算する場合、実質利回りは費用を加味して利回り計算する場合である。

それぞれの利回りを計算式にすると以下の通りとなる。

・表面利回り(%)= (単純な収益/投資元本)÷運用年数×100

・実質利回り(%)=((単純な収益−費用)/投資元本)÷運用年数×100

気づかれたかもしれないが、表面利回りは先ほど紹介した利回りの基本的な公式とほぼ同じになる。

しかし、もし投資商品などの利回りを見ようと思ったら、費用となる手数料や税金等を引いた実質利回りを見るのを勧めたい。

なぜなら、この実質利回りが投資した金額の本当のリターンであることを意味しているからである。

表面利回りが良くても手数料が非常に高かったりすると、実質利回りがマイナスということも少なくないため、自分が契約しようとしている商品は実質利回りの数値なのか、表面利回りの数値なのかを十分にチェックし、表面利回りの場合は手数料や税金(約20%)を差し引いた実質利回りがいくらか調べておく必要がある。

この項目の最後に実際の利回りの出し方の例をまとめた。

「株価1万円の銘柄を100株購入して、2年運用し現在の株価は1.1万円で1株当たりの配当が各年とも60円だった場合」

・投資金額:1万円×100株=100万円

・キャピタルゲイン:(1.1万円-1.0万円)×100株=10万円

・インカムゲイン:60円×100株×2年=1.2万円

・表面利回り=(10万円+1.2万円)÷100万円÷2年×100=5.6%

「仮に手数料が0.5万円、2年分の税金が0.7万円で1.2万円の費用がかかった」としたら、以下の計算になる。

実質利回り=(10万円+1.2万円-0.5万円-0.7万円)÷100万円÷2年×100=5.0%

実際は手数料や税金は%で表記される。

しかし、それらも計算で具体的な金額を出す必要があり、手間がかかることに注意して欲しい。

このように株式投資利回りを見ていこう。

3.株式投資利回りの考え方

ここからは、株式投資利回りの考え方と利益の見通し方について解説する。

株式投資の利回りの考え方だが、基本は複利運用である。

この複利運用とは、元本に利息(インカムゲインなど)が付いた状態で、更に運用していくという考え方となる。

例えば、100万円預けて年利5%の場合、1年目の利息は5万円で105万円である。

複利運用は、この105万円をそのまま年利5%で運用するものになる。

すると、2年目の利息はは5万2,500円となり、1年目よりも増える。

これを何年も行ってくと利息の金額は多くなっていく計算になるのだ。

対照的な考え方として単利運用というものがある。

これは利息分を手元に入れてしまう運用だ。

例えば、先ほどと度同じ条件の場合、利息分の5万円を下ろして2年目も100万円で運用することを意味する。

これでは利息は5万円のままで、何年続けても元本は増えないし、利息も理論上は同じままだ。

つまり儲からない。

こういった考え方から、株式投資利回りは長期運用で複利運用を行うのがトータルで儲かるという計算になる。

そのため、株式投資の利回りの考え方の基本は複利運用と言える。

次に利益の見通し方だが、「72の法則」と言うのものが知られている。

これは複利で運用する場合に必要な年数を計算するもので、72を利回りで割ることで、何年後に資産が倍になるかを知ることができるものである。

例えば、利回り7%の場合は

「72÷7=約10.3」

となり、10年弱で資産が倍になる。

実際は税金や手数料が入るため、10年で倍と言うわけにはいかないが、実質利回りで計算すれば比較的現実的な期間を出すことが可能だ。

株式投資利回りと有名投資家の利回りの比較

計算方法や運用の方針など、ややこしい話しをしてきたが、少し話題を変えて世界的に有名な投資家はどの程度の利回りなのかを紹介し、株式投資利回りの目安の利回りと比較してみよう。

この有名な投資家とは投資会社のバークシャー・ハサウェイを率いるウォーレン・バフェット氏だ。

バフェット氏は世界的な投資家の一人であり、世界一の資産家になったこともある人物である。

この人物の利回りは37年間で平均22.6%という驚異的な数値を出している。

先ほどの72の法則で言うとわずか3年程度で資産が倍になっていくと言う計算だ。

この計算で行くと、投資元本が100万円で37年後には18億円を超える金額になるという現実離れした数字となる。

しかもバフェット氏は100万円どころかそれ以上の金額を投資し続けてきたわけであるから、資産も天文学的な数字になっているのだ。

このような方と株式投資利回りの目安の利回りと比較してみよう。

残念ながら、現実的な株式投資利回りは商品によるが、およそ1~7%程度になる。

もっと稼ぎたいと思うかもしれないが、非常にリスクを伴うので、長期的な視点で見てはいかがだろうか。

株式投資利回りと様々な投資の比較

株式投資利回りは1~7%程度とお話ししたが、他の投資はどうなのだろうか。

不動産投資やソーシャルレンディング、投資信託と比較していこう。

不動産投資

不動産投資は都会などの場合4~6%程度だ。

((家賃収入−経費)/不動産購入金額)÷運用年数×100

で求めることができ、家賃収入がインカムゲインになる。

様々な金額が大きいのでインカムゲインの金額も大きいという特徴がある。

地方の場合リゾート地などはもっと高くなる可能性があるが、下落するリスクも大きいと言うのがデメリットだ。

ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングは端的に言うと合法的にお金を貸し付けるものになる。

通常人にお金を貸す場合は、免許や認可などが必要だが、ソーシャルレンディングは投資型クラウドファンディングとも呼ばれ、そういったものが必要のない投資と言われている。

ちなみに目安となる利回りは5%程度である。

利回り(%)=((分配金−税金)/投資元本)÷運用年数×100

で求めることができ、税金以外は経費がないというメリットも大きい。

ただし、トラブルも起きやすく詐取されたというケースもあるなど、ややリスクを伴う。

投資信託

最後が投資信託だ。

これは投資をプロに任せてしまうというサービスで、最近は自動化によるロボアドバイザーなども出現している。

この利回りは1~9%と幅がある傾向だ。

利回り(%)=((売買損益+分配金−販売手数料−信託報酬−信託財産留保額−税金)/投資元本)÷運用年数×100

で求めることができるが、お気づきの通り経費がとにかくかかり、税金まで取られる。

そのためうまく運用できても、実質利回りが低いことも珍しくはない。

まとめ

このように株式利回りは他の資産運用と比較し、安定した数字であることが多く、経費も比較的少ないという特徴がある。

バフェット氏のような驚異的利回りでの運用は難しいが、手軽な資産運用としてお勧めできるだろう。