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テクニカルから観る今後のBTCとアルトターン

Thu, 31 Oct 2019 06:27:16 +0000

仮想通貨バブルから早2年。

お祭りムードのあの時期に比べると、やや寂しく感じる今の市場雰囲気だが、そもそもそのバブルを知らない市場参加者も多いのではないか。

そして、そんな寂しい仮想通貨界は未だにBTCの値動きに翻弄され、アルトコインもそれに連動した動きを見せている。

水面下で上場のタイミングを虎視眈々(こしたんたん)と狙っている未上場ICO、そしてXRP、ETHを始めとする有力アルトコインにホルダーが期待している上昇ターンは、果たして回ってくるのか。

基軸通貨BTCの今後の展望と共に考えていきたい。

そもそもなぜBTCとアルトコインの値動きは連動してしまうのか

通貨間の相関、逆相関。

これは仮想通貨に限らず、金融市場に触れている投資家なら理解している、もしくはなんとなく感じている点だと思う。

例えば、金とドルの値動きは基本的に逆相関するし、ダウと日経平均の値動きは相関関係にある。

「ドルが下がりそうだから金を買おう。」

という投資をする人間も一定数いるくらい綺麗に連動するケースが目立つ。

同じようにBTCとアルトコインにもこのような関係が成り立っているのである。

(俗に言う草コインなど、あまりにも出来高の小さなアルトコインなどはこの限りではない)

では、ここでBTCとアルトコインも相関関係、もしくは逆相関関係にあると言い切れるのかというとそういうわけではなく、この2者間は少し変わった連動をするのである。

「BTC盛り上がってきたあああ!ってアルトコインは下がってるし!!」

「BTC死んでる…。じゃあ、アルトコインも…。」

こんな気持ちは、アルトコインホルダーなら一度は経験があるのではないかと思う。

(半分偏見だが、リップラーに多い。)

BTCが上がってきたのに、アルトコインが逆に下がってる。

そうかと思えばBTCが下がってきて、まるで “お前も道連れだ” というBTCの声が聞こえてくるかのようにアルトコインも下がってくる。

アルトコインからしたら迷惑な話である。

自力で上がろうとしてもBTCの大きい値動き一つで、ものすごい影響を受けてしまう。

では、なぜこのように少し変わった連動が起きてしまうのか。

これは、他の金融商品にはない仮想通貨特有の扱いにある。

最近でこそ、ドル(USDT)や円、ユーロなど法定通貨によるアルトコインの売買が出てきたものの、まだまだアルトコインの購入にはBTCが必要なのである。

世界的に大手と呼ばれる取引所 Binance や Finex でもBTC建表記が断然多いと思う。

そのため、アルトコインを買うためにはBTCを買うという行為は避けては通れないもの。

これは日本人が多く利用するビットフライヤーやコインチェックにも共通することで、これらのアルトコイン販売所もそもそもがBTC建でアルトコインを購入してきている。

(ちなみに、BTC建のアルトコイン価格が上がった時に円建の価格も上がる理由はここにある。日本人に対して日本円で販売しているのだが販売所も当然、利益を出すためには自分たちがBTC建で購入した価格よりは高い価格で顧客には販売しなければいけない。自分たちが仕入れたBTC建価格が上がれば、売る円建価格も上がるのは当然である。)

決済も同様である。

仮想通貨に資金を投入する意思があるうちは、アルトコイン購入時にはBTCを挟むことが多いのである。

これが他の金融商品になく、仮想通貨には存在する特徴となる。

では、これを踏まえてBTCとアルトコインの連動について説明する。

まずは、BTCが大きく上がった時に見せるアルトコイン瀕死ターンについて…。

最近もあったこのムーブは、多くのアルトコインホルダーがダメージを負うことになった。

仮想通貨の基軸であるBTCが上がった時に、なぜアルトコインが下がるのかというと、簡単に言えば、投資家がBTCに群がるからである。

どういうことかというと、投資家が仮想通貨に資金を置いておこうという意思がある以上は、Fiat通貨、アルトコイン、BTCのどれかの選択となるのであるが、その中でアルトコインに資金を入れていた投資家心理としては、

「BTCが上がっているから、自分もその波に乗りたい」

と自らのアルトコインをBTCに変えるのである。

大衆心理としては当たり前である。

これは、行為としては「アルトコインを売る」ということになる。

売られ始めた金融商品は当然、下がることになり、逆にBTCは買い戻され、上がっていく構図が完成する。

これが、あのアルトコインホルダーがBTCを恨みたくなるムーブの仕組みである。

次に、BTCが下がっているときに引きずられるようにアルトコインも下がっていくムーブについて。

これも主に投資家心理によるものだが、冒頭から示しているように仮想通貨はまだまだBTCに依存しており、その影響力は絶大である。

そんな世界の基軸通貨であるBTCが倒れてしまうようなことになれば…。

考えるだけでも、仮想通貨の将来が不安になる。

まさにこの心理がチャートにも現れていて、BTCが大きく下がることにより投資家心理を煽り、仮想通貨から資金を撤退させる心理へと発展する。

つまり、BTCが下がり、BTCが売られるだけでなく、仮想通貨全体から資金が抜けていき、アルトコインまで売られて法定通貨に戻される。

だから、BTCの下落に続きアルトコインの下落も起こるのである。

BTCが上がっても、下がっても影響を受けてしまう…ホルダーからしたら全く迷惑な話である。

じゃあ、アルトコインが上がるのは難しいんじゃないかと考えてしまうが、そんなことはない。

今のは、あくまで市場参加者、市場資金が変わらなかった前提の話。

新規参加者がいない今の状況では当たり前と言っては当たり前なのである。

バブル期を思い出してほしい。

あの時は、仮想通貨が欲しいという人で溢れ、運営の手続きが遅れ、1か月も待たされていた人たちがいたくらいである。

(知らない人も多いかと思うが、バブルは本当にこんな感じだったのである。)

新しい資金が入れば、まず最初に行われる行為は『買い』。

嫌でも上がってくれる。

ということは次のアルトターンを起こすには界隈が盛り上がり、新規参加者を呼び込むことに尽きる。

と言っても、今のままでは期待薄、どうするかというとBTCがもう一度注目を浴び、世間から認知される必要がある。

良くも悪くも絶大な影響力があるBTCは広告塔の役割を果たしており、盛り上がってもらわなければいけないわけだが、その時期がいつになるのか…

そもそもそんなタイミングは来るのか。

次テーマ以降、テクニカルを中心に考察していこうと思う。

大口投資家はどこにいるのか

先述した内容では、アルトターンのためのBTCの役割を説明したが、ここからはそのBTCがどのような動きを見せていくのか。

簡単なテクニカル分析テクニックと共に説明していこうと思う。

では、いきなりBTCのチャート画像から説明していきたいところなのだが、BTCをテクニカルで分析する前に最低限、知っておいてほしいことがあり、その点について軽く触れておこう。

この金融市場において、世界には富裕層や機関投資家など大口と呼ばれる大きい資金を扱う投資家がいる。

為替など、そもそも市場規模が大きい市場では、大口の影響などそこまで考慮する必要はない(正確には、為替では出来高が正確にはわからないため大口の動向を読むことが難しい)のだが、歴史の浅い仮想通貨では出来高も小さく、大口の売買一つでチャートがゆがんでしまうこともしばしばあるのである。

ということは、この大口の動きに惑わされないこと、そして上手くその大口の動向に乗ることが大事になってくる。

大口の動向、思惑の読み方はかなり長くなるのでここでは割愛するが、チャートを読む上でどこの取引所に大口がいるのかだけは知っておいてほしい。

もちろん、どの取引所にも大口は存在するのだがBTC価格、界隈全体に影響を強く与えるという意味で Finex そして BitMEXの2つの取引所の大口には注意してほしい。

なぜこの2つなのかというと、取引所自体の出来高が大きく、その取引所の値動きが他の取引所の値動きにも大きく影響を及ぼすからである。

つまり、”チャートを曲げる力がある”ということである。

極端な言い方をすれば、他の取引所チャートの形が上に行きたがっても、FinexやMexチャートが下といえば下なのである。

このような理由から、次のテクニカル解説でもMexチャートを用いて説明する。

読者もぜひこの2つのチャートは注視していってほしい。

BTCの動向

では、テクニカル分析によるBTCチャートの解説をしていこうと思う。

上で示した画像は上から、Mex、Finex、そして国内取引所のビットフライヤーのBTCチャートである。

見てもらうと分かると思うが、取引所が違い、市場参加者が違うといえど、大きくチャート形状は変わらないのである。

変わってくるといえば、フライヤーのチャート。

他の2つの取引所は、青く示した水平線にタッチしていないにも関わらず、フライヤーのチャートではタッチしているのである。

フライヤーで取引している投資家は当然フライヤーのチャートを見て、この水平線を意識しこのラインを背にロング。つまり買うだろう。

しかし、絶大な出来高を持つMexとFinexのチャートではラインに触れていないことから、まだ下げる余地がありそうな雰囲気となっている以上、その買いが逆に燃料となり、大きく下落を招く危険性もある。

これが、MexやFinexの怖いところなのである。

BTCにおいては、一つの取引所のチャート、値動きだけを観察していては危ないということをこの例からも覚えておいてほしい。

ということで、BTCの現状について。上の4時間足の短期で見た時、まだまだ上値重そうな印象。

チャネルセンターライン下を推移、またすぐ上には分厚い雲が構えていることから、よっぽど大きなショートカバーが起きない限り、強い上昇は見込めないだろう。

となると、長めの時間足で見て、どう動いていくのか。

恐らく、7480ドルタッチ、もしくはその下のトレンドラインタッチからの上昇が最も考えられる上昇波になりそうである。

具体的には、下の画像に示した黄色のトライアングルに注目してほしい。

このトライアングルを上抜けするか下抜けするのかで、今後のBTCの動きを大きく占うことになりそうである。

下抜けするようであれば、まだもう少しずるずるしそうなので、上抜けパターンを説明。

基本的に、トレンドラインに沿って上昇し、この黄色のトライアングルを非常に大きな出来高を伴いながら、突破。

日足レベルで見て、上昇トレンドに移行するのではないか。

その決着というのは遅くとも11月中には着くのと同時に、年末から年始にかけてはトレンドが発生していると考える。

個人的には、ここで上がらなければ、どこで上がるのかとすら思っていることから上昇への期待は大きい。

まとめ:”アルトターン”に期待は持てるのか

これまでに示したことからもアルトターンの鍵を握るのはやはりBTC。

BTCの動向は11月中にはその決着は着くと考えられることからも、その動きを確認してからでも遅くはないはず。

また、アルトコイン、未上場のICO運営がこのままプロジェクトを終わらせるわけもなく、何かしらの対処はしてくると踏んでいる。

新規資金が流入してきたタイミングで隠しているファンダを一斉に発表してくると思われる。

タイミングさえ待てば、アルトターンへの期待はかなり強く持っていいだろう。 

金融史上、稀にみるスピードで市場拡大している仮想通貨なので、タイミングが来た時には一気に状況が変わると見ている。

今後、特に今年中は非常に注意深く観察していきたい。