FXで気をつけておくべきことはこれ!初心者必見必勝マニュアルPRAT1
Tue, 05 Nov 2019 05:52:47 +0000
FXはただ闇雲にトレードするだけでは、なかなか稼ぐことはできない。
特に初心者の人の場合、「50%の確率なんだからなんとかなる」と考えている人が多く、実際に私も初めはそう考えていた。
しかし、「勝率は50%なのに資産が減っていくのはなぜだろう?」と考えたあなたは、さらに上のステップまで行ける可能性を秘めている。
つまり、FXで上達するためには、その疑問を解決することが大切ということだ。
そこで今回は、FXでトレードをする上で気をつけておくべきことをいくつか紹介するので、ぜひ役立てて欲しい。
特に初心者の場合は、今後のトレードで活かせるはずだ。
FXでトレードする通貨ペアを絞る
FXにはドル円・ユーロ円・ポンド円など様々な通貨があるため、色々なものを触りたくなる気持ちはわかる。
しかし、FXを始めたばかりの頃は、なるべく1つか2つ程度の通貨ペアにしぼってトレードをする方が良い。
たしかに通貨ペアはそれぞれに連動しているため、幅広く見ていくのが良いかもしれない。
例えば、ドル円のチャートが上昇していればドルが強いということなので、他のドルがらみの通貨ペアも買った方が良い。
しかし、使い勝手がわからないうちは無理をせずに通貨ペアに絞って、FXに慣れていくことが重要だ。
いきなりたくさんの通貨ペアを買ってしまうと、万が一、値段が大きく動いて損をしてしまった場合、1つ1つ分析を行わなければならなくなったり、パニックになってしまうからだ。
おすすめの通貨ペアはある?
FXを始めたばかりであれば、「ドル円」から始めることをおすすめする。
ドル円とは、アメリカのドルと日本の円で構成されている通貨ペアで、日本人が最も多く取引をしている通貨ペアだ。
では、どうしてドル円がおすすめなのかを説明していく。
ボラティリティが少ない
ドル円は主要通貨ペアの中でも、ボラティリティが少ない通貨だ。
ボラティリティというのは変動率のことで、ボラティリティが大きければ通貨ペアの値段が大きく動くことを意味し、逆にボラティリティが小さければ通貨ペアの値段があまり動かないということを意味している。
つまり、ドル円は値段が動きにくい通貨というわけだ。
あまり値段が動かなければ利益が取りにくいと考える人もいるだろうが、損をしにくいと言い換えることもできる。
初心者のうちはチャートを読む力・情報の収集力などの経験値が少なく、損をしてしまう可能性が高い。
そのリスクを抑えるためには、ドル円のようなボラティリティの低い通貨を選択すると良い。
必要な情報を素早く集めやすい
ドル円は先ほども言ったように、ドルと円を組み合わせた通貨だ。
では、ドルや円は何を材料に買われているのかを考えてみよう。
ドル円など通貨ペアを買う際には、その国の経済状況や政策などを考慮している。
具体的には金利政策や日銀総裁など重要人物の発言などである。
そのような情報というのは、そこに住んでいる国の人に1番早く伝わるため、円が絡んでいる通貨が良いのだ。
また、ドルはアメリカの通貨で、アメリカのニュースは日本でも耳にすることが多い。
つまり、情報を手に入れやすい日本とアメリカ通貨ペアであるドル円は、比較的動きが読みやすく初心者にもおすすめだということがわかる。
そのほかにも、TwitterなどのSNSにはドル円の情報がたくさん落ちている。
国内でドル円を購入している人が多いため、その自己分析をしているブログなどもたくさんあるわけだ。
そのため、SNSに掲載されている情報を参考にできるため、勝ちやすいトレードがしやすくなる。
スプレッドが狭い
スプレッドは通貨ペアを取引する際のコストのことだ。
国内FX業者であれば、ドル円のスプレッドは平均0.3pips程度である。
ではその他の通貨ペアがどのくらいなのかを見てみよう。
- ユーロ円 0.5pips
- ユーロドル 0.4pips
- ポンド円 1.0pips
- 豪ドル円 0.7pips
このようになっていて、ドル円のスプレッドが小さいことがわかる。
スプレッドが狭いとコストが少ないため、回数を重ねた時に差が出やすい。
例えば、ドル円を100回取引すると30pipsも損をしているということになる。
また、ポンド円の場合は、100回取引をすると100pipsも損をしてしまう。
上手い人であれば、スプレッド分をトレードでリカバリーできるが、初めのうちはそうはいかない。
そのため、なるべくコストを抑えるということが大切になり、スプレッドの小さいドル円はそれに適しているのだ。
メンタルコントロールは大切に
FXにおいて、自分のメンタルをしっかりとコントロールできるかどうかというのは、かなり重要なことなので知っておいて欲しい。
これは初心者の人はあまり経験したことがないのでわからないかもしれないが、含み損が増えれば増えるほど、冷静にチャートを見れなくなったり無茶な注文をしてしまう。
すると、さらに損をしてしまって、FX相場から退場なんてこともあり得る。
そのため、ある程度理不尽な状況が起きても、動じない強いメンタルが必要になってくる。
では、具体的にはどのようにすれば良いのだろうか?
理不尽な経験を積み重ねる
人間はある程度の状況に達すると慣れが生じるというが、慣れればある程度の状況であっても動じることはなくなる。
しかし、FXでそのような経験を積むということは、自分の資産がかなり減っていくということなので、FXで試すのはおすすめできない。
FXに近いものとしてあげられるのが麻雀だ。
リスク管理・チャンスの時に大きく張る・ランダムウォーク性が強いなど、似ている面が多い。
しかも、麻雀をやったことがある人であればわかると思うが、運要素が絡むため理不尽なことは日常茶飯事である。
つまり、FXではなく麻雀などほかの何かに代替して、メンタルを鍛えてしまうのだ。
しかし、麻雀を出来る人はあまり多くないし、そこまでしてFXを続けなくても良いのではないかとなってしまう。
そこで、考え方を少し大きく変えて、他の方法でメンタルコントロールをしてみよう。
ゆとりを持ってトレードをする
先ほどのメンタルを鍛えるのではなく、メンタルにゆとりを持たせるということであれば誰でも実践できる。
正直言ってメンタルを鍛えるのはかなりきつく、時間もかかってしまうため大変だ。
しかし、ゆとりを持たせるのであれば、すぐに実践できてしまうのである。
具体的な方法は、証拠金維持率をコントロールするということだ。
証拠金維持率というのは「有効証拠金÷実行証拠金」×100で計算することができ、この数値が大きければ大きいほどゆとりがあると言える。
例えば、100万円を元手に、ドル円(1ドル100円)を1万通貨分買ったとする。
その場合、1万通貨に買うために必要な実行証拠金は4万円なので、この時の証拠金維持率は2,500%となる。
一般的に500〜1,000%程度あればゆとりを持ってトレードできるので、この数字を目安にしながらトレードをすると良い。
「証拠金維持率が高い」は何を意味しているのか?
ただ単に証拠金維持率が高い方が良いと言われても、ピンとこないかもしれない。
証拠金維持率が高いということは、証拠金に対しての利益や損失の割合が低いということになる。
わかりやすくいうと、1,000万円のうちの1万円が減るのと、10万円のうちの1万円が減るのでは減る割合が変わる。
1,000万円の中の1万円であればそれほど痛手ではないが、10万円のうちの1万円が減るということは資産の10%が減少してるため、相当なダメージがある。
証拠金維持率を高く持つということは前者のことを差しおいて、いかに心のゆとりがあるトレードかというのがわかってもらえただろうか?
つまり、「証拠金維持率が高い=ゆとりがあるトレードができる=メンタルコントロールがしやすい」ということだ。
チャートを見れない時はトレードを控える
初心者でよくやってしまいがちなのは、注文を入れたのにもかかわらずチャートを閉じてしまうことだ。
通貨ペアの値段というのは、常に動いていて一定のとこにとどまっているということはほとんどない。
そのため、チャートから目を離すと、自分が思っていない方向に大きく動いた時もすぐに対応できずに大損なんてことも起こり得る。
もし、急な外出や仕事で注文を入れた後チャートを見れない場合は、次のような対策をしておくと良い。
逆指値を入れる
逆指値を入れるとは、簡単に言うと損切りを自動でやってくれると言うことだ。
FX業者であればどの取引ツールにもこの機能はついているので、ぜひ確認してほしい。
では、具体的にどのようなところで逆指値をを入れれば良いか説明する。
例えば、110.00円でドル円に買いをいれた場合は、FX会社が提供してくれているテクニカルポイントなどを参考に109.90円などに逆指値を入れておくようにすれば良い。
そうすれば、それ以下に値段が動いても109.90円までの損失で済む。
また、テクニカルポイントがわからない場合は、その日の安値などを逆指値にするのもありだ。
その日の安値などは多くの人が逆指値を入れていて、値段がそこに近ずくとたくさんの損切りが入ってさらに安値を更新しやすい。
とにかく、放置することは大きな損失にもつながるので、最小限のリスク管理をしておくことをおすすめする。
まとめ
いかがだっただろうか。
今紹介した内容は本当に初歩的なことだが、これを知っておくのと知らないでは大きな差が出てくる。
特に、メンタルコントロールと逆指値は今後にもつながってくるので、説明した内容を意識しながらトレードをしてほしい。
初心者のうちは知らないことだらけで大変かもしれないが、少しずつ知識や経験を積み重ねていくことで、効率の良い投資ができるようになるはずだ。