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part2:BTCトレードで勝つ為のテクニカル分析(出来高・移動平均線)と市況解説

Thu, 07 Nov 2019 02:32:36 +0000

前回の記事では、主にローソク足について紹介した。

紹介ということで、深い部分までは触れていないが重要性については伝わったかなと思う。

さて、今回は引き続き筆者の経験から思うBTCチャートを読むに当たって見るべき指標・ツールを紹介していこうと思うが、今回は出来高、そして移動平均線まで触れることができるのを目標に書いていく。

どちらもインジケータ―と呼ばれるもので、チャートに表示させるものなのだが、どのようにその線は描画されているのか、またどのように利用していけばいいのかという点に限っては知らない人も多いのではないかと思うので、これを機に学んでいってもらいたい。

出来高とは?

チャートを見るとき、よく下記の画像にあるような、2種類の色に分かれた棒グラフのようなものを目にしたことがないであろうか?

これが出来高である。

トレーダーはこれを見て、今出来高はどれくらいあるのか、また過去と比べて出来高の増減がどれくらいあるのかを察知しているのである。

1本のローソク足中に成立した売買の数量をこの棒グラフのようなもので表し、出来高と呼んでいる。

ではなぜ、この出来高というものがBTCチャートを分析する際に重要と言えるのか。

その理由についても触れておこうと思う。

なぜ、出来高を見るべきなのか。

出来高を見る大きな理由として、大口の方向感を確認したいことが大きい。

BTCに限らず、どの市場にも大口と呼ばれる潤沢な資金でトレードしている投資家が存在している。

潤沢な資金を用いているからには、一回の取引で自分の利益額も大きくなってくるのだが、それと同時に市場に与える影響も大きいのである。

例えば我々、個人投資家がいくら取引したところでチャートに変化が起きることはないであろう。

しかし、大口と呼ばれる投資家は時に、チャートすら曲げてしまう力を持っているのである。

特に市場規模が小さい金融商品には、その傾向が顕著に表れる。

為替など市場規模が非常に大きいものは、いくら大口といえどなかなか価格変動を起こせるほどの影響力は発揮できないが、中小株や歴史の浅いBTCなどは大きな枚数を動かした際には、価格まで動いてしまうことがしばしばある。

さすがに数万、数十万単位で大きく曲げてしまうなんてことはなかなかできたことではないが、大衆心理をファンダで動かしておけば、そこまで大きく曲げなくとも自分に有利にチャートを持っていくことはできる。

つまり、個人のイナゴを利用するのである。

大口投資家はこれを利用し、自分で価格を動かし、より大きな利益を得ようとするのである。

自分のポジションが有利になるように、大衆心理をコントロールすることができるからこそだ。

具体的にどのように操作するのかということに関して、過去のBTCから分かりいやすいイナゴ例を抜粋し、解説しようと思う。

下記のチャート画像を見てほしい。

これは2018年9月のBTC 4時間足チャートである。

青い文字でも書いてある通り、一番目立つ動きは1000ドル以上の大暴落である。

あの当時、ファンダとしてBTCに関するプラスととれる情報がメディアを通して流れていたこともあり、大暴落が起きる直前までは綺麗な上昇を描いていた。

チャートを見ても、そしてファンダから考えても上昇トレンドが続くと思って普通な状況で起きた大暴落なだけあって、当時の界隈にとってはかなりのインパクトのある出来事であった。

当然、何も知らない多くの個人投資家は上昇トレンドを疑わない状況だったため、悲観的な雰囲気が流れていたのは覚えているが、筆者含め、異変を察知していた少数のトレーダーはノーポジション、もしくはショートポジションを保有していたため、かなりの利益が乗った動きだったのもあり、今でも当時の動きははっきり覚えている。

ではなぜこの時、その少数のトレーダーは当時のチャートに違和感を感じ、トレンドが続くことを疑ったのか。

その大きな根拠の一つとして”出来高”を挙げるトレーダーが多いと考える。

あの時、ローソク足、そして出来高も大きな動きをすることなく、綺麗な上昇トレンドを描いていた中で暴落が起きた訳だが、その直前(2018年9月頭)にローソク足に見合わない不自然な出来高が生じたのだ。

(暴落直前、赤い矢印で示された左の出来高)

ローソク足に”見合わない”と表現したのは、あの場面であの規模の出来高が生じたことは特に問題ではないからである。(たしかに「おぉ、どうした(笑)」程度には思うが。)

単純な出来高の大きさではなく、あのローソク足の長さに対してのあの出来高の大きさは普通ではないことに違和感を感じたなら、あの動きにうまく乗れたトレーダーは利益を出せたのである。

この”違和感”が出来高を観てる人間にとって非常に重要なのである。

通常、売買されればされるほど出来高は増加していく。(出来高が減少するということはあり得ない。)

そのため、出来高というのはごまかしがきかない指標なのである。

ローソク足など他の指標というのは、値動きから数値を計算するため、その中身までは正確に捉えることができないが、出来高はそれまでの中身が蓄積していくためずっと観察していれば、自然と違和感みたいなものを感じることになるのである。

あの時、細かい陽線をつけていたにも関わらず、急に大きな出来高をつけた。

ここまではいい。

問題はそのあとで、そのローソク足が出来高に対してそこまで伸びていなかった。

これは、トレンドが上に向いていたのに、それに匹敵する売り圧が上に構えていたことになる。

あの状況で、個人投資家の売り圧だけであそこまでの出来高を発生させることは考えにくいことから(直後の暴落の時でさえもここまでの出来高をつけていなかったことからもこの仮説は正しかったと考える)大口の仕業ではないかと考える。

大口の仕業と言っても、ポジションの捌き、エントリーなど選択肢はいろいろ考えられる(道中、不自然にBTCの良ファンダが出ていたのも頷ける)が、どちらにせよ大口の目線がフラットから下に向いた瞬間であることは間違いない。

出来高からこの推察をしただけで、これ以上は、ロングで付いていってしまっては駄目だと判断するのである。

簡単に説明したが、上に挙げた例でも出来高の重要性についてわかってもらえたであろうか。

大口の意向が反映されやすい市場だからこそ見えてくるものもあり、それは出来高が教えてくれるのである。

BTCはそんな市場の一つであり、他の有名アルトコインに関しても同じことを言える。

ぜひ、勉強して自分の手法に落とし込んでほしい。

ちなみに、ローソク足との組み合わせは抜群である。

移動平均線

上昇トレンド、下降トレンド・・・ある程度トレードを知っている人間ならば耳にしたことのある言葉だろう。

基本的にトレンドに逆らったポジションを持つことは利益になりにくいことから、正しくトレンドを読むことがテクニカル分析では必須である。

「今、トレンドの向きはどっちかな?」

「この下落は押し目なのかな?」

トレンドを瞬時に測りたいとき、多くのトレーダーに利用されているのが、この移動平均線である。

なんの計算も慣れも必要ない指定した期間のトレンドを視覚化してくれる優れモノと言え、トレンド推測以外にも多彩な利用法があるため人気の高い指標である。

移動平均線の種類

移動平均線といっても、種類がいくつかある。

基本的に期間内の価格の平均を表しているものだが、その計算方法に多少の違いがあるため、特徴にも差が出ている。

いくつかある中でも最もポピュラーなものが、”単純移動平均線(MA)”である。

これは、単純というだけあって、期間内のローソク足分の終値平均を単に表している。

上の画像では、赤い線で表してあり、期間設定はは100としてある。

そのため、この赤い線は100本分のローソク足の終値の平均を繋いでいったものだということだ。

次に紹介する”指数平滑移動平均線(EMA)”も単純移動平均線と同じくらい人気の平均線だろう。

この特徴は、現在に近いローソク足ほど計算値に大きく反映させるというものである。

どういうことかというと、単純移動平均線では、単純に期間分の数値を平等に平均したのに対して、この指数平滑移動平均では期間内の最後のローソク足の終値のみ2倍にして計算式に組み込むのである。

そうすることによって、現在に近いトレンドをより表しやすくなっている。

単純移動平均線よりも値動きの反映されやすさが早いため、より現在のトレンドを掴みやすくなってはいるのだが、目先のダマシと呼ばれる値動きに弱い性質がある。

上のチャートでは青い線で示してあり、期間設定は赤と同じで100としてある。

同じ期間設定してある2本だが、青の指数平滑移動平均線の方が単純移動平均線を先行して動いているのが分かるだろう。

用途や好みに合わせて使い分けてほしい。

もうひとつ紹介しておくと、加重移動平均線(WMA)というものがある。

これも現在の終値価格をより反映されやすくなっており、指数平滑移動平均線よりも反応が早い。

ここまで早いとダマシにあうケースも多いので、あまり使用はおすすめしない。

最も有名な使い方

詳しい利用方法は、今後の記事にしていこうと思うので、ここでは簡単に一つ紹介しておくことに留めておく。

上に示してあるのは指数平滑移動平均なのだが、平均線の向きが上向いているため、まずはトレンドが上であると判断する。

そして、トレンドが上と判断したからには、押し目でエントリーすることを考える。

このエントリーするタイミングも平均線で判断し、平均線付近にローソク足に返ってきたタイミングでエントリーするのである。

これだけ聞くと簡単のように感じるが、こんなにも簡単に効くケースもそんなに多くないのである。

まずは、こういう指標があるということを知っておいてほしい。

それでは、簡単に現在のBTC市況を・・・。

BTC市況(10月13日)

前回の市況で注視すべきと書いたポイントを上抜けし、一旦力強い上昇を見せるも急落戻し。

なんとも方向感が読みにくいところであり、進んでポジションが持ちにくい場面である。

依然、薄いチャネルラインをみており、センターラインを上抜けしたからにはチャネル上限を目指すのではないかという見立てなのだが、ここからロングを持つのであれば、上抜けラインのリターンムーブを狙うしかエントリーポイントは見つけにくい。

形的にいつ売りやすい形になってもおかしくないので、自信があるポイント、損切しやすいラインを背に逃げ足早めの立ち回りを考えておくべきである。

細かいエントリーポイントを探しやすいよう、より短い時間足チャートを用意したので参考にしてほしいのだが、それ以上に注目してほしいのが直近の急落の動き。

青いラインでなぞっておいてあるが、この一連の値動きがBTCには非常に多く見られる。

ほぼ1分足から15分足で確認できる程度のスピード感あるムーブなので、リアルタイムでチャートを見ていない限り、なかなか乗ることは難しいのだが今回のような急騰→ヨコヨコが2回ほど続いたとき(捉え方によってはエリオット5波)は注目して構えてみておいてほしい。

このように特有の値動きを見せるときがあるので、過去チャートから頻発している動きを覚えておくと良いであろう。

まとめ

さて、今回の記事では出来高と移動平均線について紹介してきた。

どちらもポピュラ―で使いやすい指標となっているので、ぜひ活用していってほしいし、今後の記事でより詳しく書いていこうと考えている。

ここまでのコラム1.2で、ローソク足、出来高、移動平均線と紹介してきたが、次回の記事では、ラインについて紹介したい。

ライントレーダーとしては、最も筆が乗る項目である。

チャートを読む時、どんなスタイルのトレーダーでも1本は必ずと言ってもいいくらい引いてあるのではないであろうか。

非常に万能かつ重要度の高い分野であるため、これもゆくゆくはモノにしていってほしい。